当記事はワードプレスサイトを運用するにあたって、メタデータ (Exif等)を削除したい、ワードプレスサイトの表示を速くしたい、サーバー容量を節約したいといった方におすすめの内容です。ちなみに私は当サイトのほかにグルメ系・私生活系のサイトを賢威8というテーマにて運営しています。先日から、Exifの削除、

EWWW Image Optimizerでオリジナル画像のメタデータ (Exif等)を削除できない

やワードプレスサイトの高速化、

賢威8のワードプレスサイトをPageSpeed Insightsで解析・改善によりモバイルが9から56に!

そして、画像の大きさ・サイズについて調べていたのですが、ひと段落したのでまとめたいと思います。

ワードプレスサイトで使用する画像の大きさ・サイズ

私は、グルメ系・私生活系のサイトをワードプレスで、いずれも賢威8というテーマで運営しているのですが、デジカメ (はもう使ってないな)やスマホで撮った写真を結構アップしています。ふと思ったのが「こんな大きい写真やサイズの大きい写真がいるか?」と。写真を魅せるサイトであれば、それも必要なんですが、いずれのサイトも写真に何が映っているか分かればいいというレベルです。

あと、ワードプレスサイトに画像をアップロードすると複数のサイズの画像が生成されます。プラグインやプログラムでコントロールできるのかもしれませんが、賢威8ではデフォルトで横幅780pxまでしか表示できません。つまり、画像を拡大する必要がなければ780pxまでの画像でOKということになります。

最近のレンタルサーバーのだと容量はそこまで気にしなくてもよさそうですが、無駄に使いたくはないですよね。

というわけで、簡単に写真や画像を横幅780pxに縮小する方法を調べてみると「縮小専用。」というフリーソフトを見つけました。ドラッグアンドドロップで縮小できるスグレものです。気に入っている点は、

  1. ドラッグアンドドロップで操作できる
  2. 複数のファイルをまとめて処理できる
  3. 指定の範囲内にピクセルサイズを収めてくれる
  4. ファイルサイズを小さくできる
  5. 変換したファイル名に「s」がつけれる
  6. または、変換したファイルを保存するフォルダを自動で作成してくれる
  7. メタデータ (Exif等)を削除

と、ほぼ「縮小専用。」の機能になります。それくらいシンプルです。「指定の範囲内にピクセルサイズを収めてくれる」に補足すると、横が指定したピクセルで縮小されたとすると縦は等倍で縮小してくれます。あと、注目すべきはメタデータ (Exif等)も削除してくれることなんですよね。Exifの削除は、以前悩んだことがあって、

EWWW Image Optimizerでオリジナル画像のメタデータ (Exif等)を削除できない

結局、「Free EXIF Eraser (フリー・イグジフ・イレイサー)」というフリーソフトを使って、いったんローカルでExifを削除して、「サーバーにアップロードしよう」となったんですが、何度か削除し忘れることがありました。大きさやサイズを縮小してからサーバーにアップロードするようにすれば忘れることもないし、忘れても気づきますね。

「縮小専用。」では、JPEG量子化率を調整することで、同じ大きさでサイズを小さくすることができます。この比率の数値が大きいほど綺麗な画像 (ファイルサイズは大きい)、小さいほど粗い画像 (ファイルサイズは小さい)となります。デフォルトでは92になっていて、作成者さんも「普通は90位でいいです」とのことです。JPEG量子化率を100~50までを10刻みで変えた画像とサイズを調べてみたいと思います。

JPEG量子化率 100%の画像 (446 KB)[100%]
縮小専用。JPEG量子化率 100%の画像

JPEG量子化率 90%の画像 (164 KB)[36.7%]
縮小専用。JPEG量子化率 90%の画像

JPEG量子化率 80%の画像 (110 KB)[24.6%]
JPEG量子化率 70%の画像 (86.6 KB)[19.4%]
JPEG量子化率 60%の画像 (72.3 KB)[16.2%]

JPEG量子化率 50%の画像 (63.2 KB)[14.1%]
縮小専用。JPEG量子化率 50%の画像

となりました。そして、ここでまた気づきがありました。横幅780pxの画像を640pxに縮小したものを表示しているのですが、ブラウザで画像の情報を見てみるとサイズはJPEG量子化率 100%の画像は75.43 KB、JPEG量子化率 50%の画像は74.79 KBとなっていました。つまり、縮小した画像を使用する場合、ワードプレスにアップロードする際にも圧縮されるためJPEG量子化率 60%以下だと意味がないことになります。

ワードプレスサイトの表示を速くできる (かもしれない)、メタデータ (Exif等)を忘れずに削除できる、サーバー容量を削減できる